31 Aug 2015

イギリスゴルフ #63 // アイルランド遠征 // Lahinch Golf Club - Old Course

満を持してといいますか,ようやくグレートブリテン島を飛び出し,アイルランドでのラウンドとなりました。北アイルランドではなく,アイルランド共和国の方。クルマは左側通行で英語が普通に通じますが,通貨はポンドではなくユーロです。

最初にプレーしたのは,Lahinch Golf Club の Old Course。

http://www.lahinchgolf.com/golf-courses/old-course/

クラブの設立は1892年。コースはOldとCastleのふたつ。設計には Old Tom Morris と Alister Mackenzie,のちの改装には Martin Hawtree が関わっています。Morris が作った4番 Klondyke と5番 Dell の2ホールは,そのままのかたちで今も残っているとな。いずれのホールもブラインドショットが特徴……プレストウィックの5番や17番もそうですが,今の設計では「ありえない」とされるものですよね。


ってな感じで,クラブハウスには,Old Tom Morris と Alister Mackenzie の肖像画が。


1番パー4は,なだらかに打ち上げていくホール。グリーンから後ろを振り返ると,こんな光景が。


2番パー5は,右ドッグレッグ。右肘のところに,しっかりとバンカーが待ち構えています。方向としては,1番ホールを左手に見ながら,逆にクラブハウスに戻っていくかたち。


4番のティーから見える海。


そして4番パー4は,名物ホールのひとつ。フェアウェイ途中にDuneが鎮座し,グリーンがまったく見えません。


そのDuneを斜めから見たところ。


事故があってもコースは責任を負いません。


そのDuneの上からグリーンを見たところ。


5番パー3がまた強烈で,グリーンがDunesに囲まれているので,ティーからだとグリーンの右端がちょこっと見えるだけ。


これは6番のティーから5番のグリーンを撮ったところ。5番のティーは写真の右方向。グリーンのタテ方向もご覧の通り狭いので,ちょっとでも距離が合わないとボギーは必至。


9番パー4はさりげなくとも戦略性の高いホールで,グリーンはこんな感じ,なのでフェアウェイ左から攻めて行きたいけど,フェアウェイが斜めに段になっているので,左に打てば打つほど,2打目はグリーン面より低いところから打たなきゃいけない可能性が高まる。


11番パー3のグリーンのアンジュレーション。


12番のティーが,いちばん海に近いところにあるのかな。


その12番のティーから,後ろを振り返ったところ。


13番パー4は,レギュラーティーから250ヤードで,いわゆる Drivable パー4。なので,「グリーンに乗ったら後ろの人にティーショットを打たせてね」ってことなんですが,僕の前の4人組はそのままプレーを続けていた。


そのグリーン周り。まさに「risk and reward」といった感がありますね。


16番パー3。そろそろ終わりが近づいてきた。ここを右に折れて,残り2ホール。


18番パー5。

ってな感じで,全体的にはアウトの9ホールの方が印象に残っているかも(13番パー4は別として)。


Sun 30 Aug 2015

イギリスゴルフ 番外編 // Trump International Golf Club Doonbeg

アイルランドゴルフ旅行の手始めに,Trump Doonbeg に立ち寄ってみました。最寄りの Shannon Airport からはクルマでちょうど1時間ぐらい。Trump の名を冠するリゾート型ゴルフコースということで,ターンベリーを思い浮かべてしまいます。

http://www.trumpgolfireland.com/

何もない田舎に突如あらわれる瀟洒なクラブハウスと宿泊施設。駐車場には大型バスがあり,団体客の存在を匂わせました。









1番ホールのティーのあたりをウロチョロしただけですが,非常に整備されたコースであることが想像できました。遠目には大きな sandy dunes で囲まれたグリーンが見え,それだけで興奮します。






観光地にあるような望遠鏡がクラブハウスの裏にありました。ここは半円状の湾の真ん中あたりにあるので,左右のどちらにも向こう岸が見えるかたちになっています。




Sun 30 Aug 2015

28 Aug 2015

WITB // マーティン・カイマーのクラブセッティング // 2015年8月6日現在 // WGC Bridgestone Invitational

なんでも今季の出場試合数が12しかなくて来季のPGAツアーのメンバー資格を失っただかなんだかのマーティン・カイマーのクラブセッティングです。



2015年8月6日現在 // WGC Bridgestone Invitational
  • ドライバー // TaylorMade R15 430 / ロフト 9度 / シャフト Graphite Design Tour AD-DI 6X
  • 3W // TaylorMade SLDR TS / ロフト 14度 / シャフト Graphite Design Tour AD DI-7X
  • ハイブリッド // TaylorMade SLDR / ロフト 17度/ シャフト Graphite Design Tour AD-DI 85X
  • アイアン // TaylorMade RSi TP Forged (3-9) / シャフト True Temper Dynamic Gold Tour Issue X100
  • ウェッジ // TaylorMade Tour Preferred EF (47-09, 54-11, 58-10) / シャフト True Temper Dynamic Gold Tour Issue X100
  • パター // Ping Anser 2

ソース:
http://www.golfwrx.com/134677/martin-kaymer-witb/

関連リンク:
WITB // マーティン・カイマーのクラブセッティング // 2014年5月9日現在 // プレーヤーズ選手権

27 Aug 2015

本 // デビッド・レッドベター『The A Swing: The Alternative Approach to Great Golf』 // AはオルタナティブのA,試してみる勇気はないが

「Aスイング」でググってみたら,2013年の日経の記事「松山、新理論…レッドベターに聞くゴルフの未来 」でレッドベターが直接その理論について語っているものが見つかったのですが,そこに書かれているように,
 「Aスイング」の「A」は“alternative”(オルターナティブ)という単語からきています。

例えば医療にハーブ治療があり、民間医療のようなものがあって、そのどちらかを選ぶことをオルターナティブといったりします。「Aスイング」も(選択肢を増やし)みなさんのショットをいかに安定させるかを追求したスイングです。
ということで,ざっくり見た目の話でいえば,リディア・コのスイングみたいなやつですね。



(しつこいですが,見た目だけで言えば)バックスイングでクラブヘッドがプレーンの上,かなりアップライトに上がり,トップではシャフトがクロス(飛球線方向に対して右向き)になるという,ちょっと常識には反しているようなところが特徴的ですね。しかしレッドベターに言わせると,これが効率的でかつ体のパーツがシンクロしている状態で,再現性と安定性を高めるポイントなのだそうです。
 「Aスイング」にはバックスイング中の腰や体のローテーションはない。今までのように振り上げるバックスイングより20~25%移動距離が短い。テークバックが始まる。手は常に体の近く、ヘッドは外側を(通る)。シャフトと背骨は平行です。非常にシンプルです。
その「Aスイング」の詳細や練習方法についてレッドベターがまとめたのがこの本で,グリップ,ポスチャー,テイクバック,切り返し,フォロースルー,ドリルなどなど,噛んで含めるように事細かに書かれています。UKのAmazonのレビューを見ると,「レッドベターがかつて書いていたことの焼き直しだ」「昔の本を読んだほうがいい」などというコメントも目につきましたが,僕は昔のレッドベターの本を読んだことがないので比較ができません。

The A Swing: The Alternative Approach to Great Golf
St. Martin's Press (2015-05-12)

僕は実際にこの本をひと通り読んだあとに,(ドライビングレンジにすら行かずに)コースでぶっつけでAスイングと言われるものを試してみましたが,ミスショットばっかりで3ホール終わらないうちに諦めて元のスイングに戻した。まぁそんなすぐに結果が出るものでもないので,ほんとにこのAスイングが有効なのか,もう少し試してみる価値のあるものなのかどうかは分かりません。

この本の中でいちばん役に立ったのは,後ろの方に書かれてあったエクササイズかも。スクワットとかはこれまでも普通にやっているとして,下半身と上半身をそれぞれ別に回すやつとかは,ぼちぼち続けています。

24 Aug 2015

WITB // デイビス・ラブIIIのクラブセッティング // 2015年8月23日現在 // Wyndham Championship

悲喜こもごもあったウィンダム選手権を制したのは,デイビス・ラブIIIでした。



2015年8月23日現在 // Wyndham Championship
  • ドライバー // TaylorMade SLDR 460 / ロフト 9度 / シャフト Mitsubishi Rayon Diamana D+ 73X
  • 3W // TaylorMade RocketBallz Stage 2 Tour / ロフト 13度 / シャフト Mitsubishi Rayon Fubuki K 80X
  • ドライビングアイアン // Mizuno Fli-Hi (2-iron) / シャフト True Temper Dynamic Gold AMT Tour Issue X100
  • アイアン // Ping S55 (3), Titleist MB 714 (4-9) / シャフト True Temper Dynamic Gold AMT Tour Issue X100
  • ウェッジ // Titleist Vokey SM4 (50度を49度に), Titleist Vokey 400 Series Prototype (56度を55度に), Titleist Vokey 2014 Prototype (60度を59度に,K-Grind) / シャフト True Temper Dynamic Gold AMT Tour Issue X100 (49, 59),Dynamic Gold X100 Tour Issue (55)
  • パター // Scotty Cameron Tour Rat Prototype

ソース:
http://www.golfwrx.com/323210/davis-love-iii-witb-2015/

17 Aug 2015

イギリスゴルフ 番外編 // Royal Mid-Surrey Golf Club

週末にのんびりしようと思い,ロンドン南西のリッチモンドへ行きました。公園の地図にゴルフコースらしきものを見かけたので,ついつい中に侵入してみました。その名も Royal Mid-Surrey Golf Club。

http://www.rmsgc.co.uk/




Royal Wimbledon があるのは知っていましたが,他にも Royal のつくコースがロンドン近郊にあるとは知りませんでした。

「そのうちここに来てみようかなぁ」などと思いながらクラブハウスの周りをウロウロしてたらスタッフに呼び止められて,「あなたメンバー? ここはメンバー以外は入れないよ。あとジーンズもダメだよ。」ということで,なんとも恐縮……。ほんとすみません。


申し訳ないと思いつつ,せっかくなのでプロショップでおみやげでも買っておくかと思い,コースガイドをくださいって言ったら,「これタダのやつだから,持って行っていいよ」と。グリーンフォークは? 「それもタダだから,どうぞ」と。さらに恐縮……。

「メンバーかその同伴者じゃないとプレーできないよ,ここは」と,プロショップの人には言われたのですが,サイトによると,
Visitors without the means of an introduction via a member are most welcome to request the opportunity to play either course; mid-week invitations are extended to visiting golfers at the General Manager/Secretary’s discretion. Upon receipt of such an enquiry consideration will be given for up to 4 players.

http://www.rmsgc.co.uk/by_royal_invite
ということで,丁寧にお願いすれば,最大4名まで,平日のプレーが許可されるかもしれない。(もしかしたら他のプライベートクラブでも同じなんでしょうかねぇ)







コースの歴史を読むと,
古くからロイヤルファミリーとはつながりがあり,クラブ名にRoyalが冠されたのが1926年。時のプリンス・オブ・ウェールズがキャプテンのときでした。

コースはOuterとInnerの2コース,あわせて36ホールあり,クラブの最初のプロ,全英オープンを5度制した J.H. Taylor が,Outerコースを設計。エディンバラの Royal Burgess Club から引きぬかれたグリーンキーパーの Peter Lees とともに,今も残るコースを作りました。

大きな大会の開催歴として,1904年の世界マッチプレー選手権,1946年のイングランドアマチュア選手権,1961年と1968年のPGA選手権などがあります。

2001年には火事があり,クラブハウスが45分間で焼失。しかし忠誠心の高いメンバーに支えられ,新しいクラブハウスが2003年に完成……。

http://www.rmsgc.co.uk/heritage

ってな感じで,そういう歴史あるロイヤルなコースがひっそりと(って単に知らなかっただけだけど)存在しているところに,イギリス(あるいはイングランドあるいはロンドン)の奥深さを感じます。


Sat 16 Aug 2016

16 Aug 2015

イギリスゴルフ #62 // Trent Park Golf Course // アンタ,グリーンを踏んでるんだよ!

再び Trent Park へ。今回は同僚Richardの友人であるRyanとのふたりラウンド,のはずが,他のツーサムと組まされて4ボールでのラウンドとなりました。

その見知らぬふたりは,ふたりともハンデ22って言ってたな。素振りだけ見ているともうちょっと上手そうにも見えたけど,実際はティーショットが安定していなかったり,グリーン周りでミスしたりして,なるほど納得といったところ。まぁ人のことは言えませんが。

あとは,いつものようにグリーン上で傾斜を読むために小股で蟹歩きしてたら,「それ何やってるの? 距離測ってるの?」って言われた。珍しいんですかね,これ。

この日は3番パー3でたまたまバーディーとったもので,彼らから「ミスター・バーディー」なんて呼ばれながらのラウンドでしたが,実際にはドライバーが安定せずボールをロストしまくりで最後にはRyanからボールを借りるという,なんともダサいラウンドでした。16番のパー3で,初めて5番アイアンでグリーンをとらえたのは気持ちよかったけれど。

いずれにしろ,いい天気の中で見知らぬ人たちとラウンドできて,それ自体は楽しかったです。


Sat 15 Aug 2015

10 Aug 2015

イギリスゴルフ #61 // Hendon Golf Club // ハリー・コルト設計,北ロンドンのコース

ゴルフをしない週末が2週続き,8月9日にラウンドしたのが,北ロンドンにある Hendon Golf Club。地下鉄 Northern Line の Finchley Central 駅からタクシーで10分ぐらいで,アクセスは良好。ここでラウンドするのは初めてでした。

http://www.hendongolf.com/

去年,Finchley のメンバーと一緒にラウンドしたとき,そのアイルランド人のメンバーが,「どこかのメンバーになろうかと思っていろんなコースでプレーしたときにHendonにも行ったけど,あまり難しいと感じなかった(のでそこのメンバーにはならなかった)」という話をしていたので,このHendonに来るのをなんとなくためらっていたのですが,ところが実際にラウンドしてみると,これがなかなか骨のある面白いコースであることが分かりました。

それもそのはずで,1903年に開設したこのコースは,第一次世界大戦後に,ハリー・コルトの手によって改装されたのだとか。

http://www.hendongolf.com/about/history

コースに関する全体的な印象としては,
  • フラット。アップダウンが少ない
  • ティーショットはさほどプレッシャーがかからない
  • そのかわり,グリーンに近づくにつれてプレッシャーが増してくる
  • グリーンサイドのバンカーはしっかり効いてる
  • グリーンは小さめ
ってな感じで,そっけないようでいて,しっかりと楽しめる造りでした。グリーンのメンテナンスはしっかりしているけど,フェアウェイの芝はところどころ茶色。パークランドコースで光景自体はそれほど面白いものはないですが,ロンドン中心から1時間以内で来れてこれだけのクオリティのコースが楽しめるのだから,十分満足です。グリーンフィーは,僕がラウンドしたときは「1人だと45,2人か3人でひとりあたり40,4人だとひとりあたり35」だったかな。

撮った写真を1番から順に全部挙げます。












































Sat 9 Aug 2015